ランプの宿 渡合温泉 宿泊レポ (3/3)

ランプは朝まで点いていてくれました。
もしものために懐中電灯も貸してくれます。

言い忘れてたけど、このこたつはもちろん電気ではなく「豆炭」のこたつです。
ぼくらが泊ったのは10月の半ばだが、もう少し寒くなるとこたつに足をいれて寝るのだそうだ。なんだか楽しそう。ところでこたつの一辺にはどんなに頑張っても一人しか入れないから二人がどんな構えで寝るのだろう?L字型?それともこたつ2台?

とにかく山です

どんな種類の木が生えているのでしょうか

そして山の水です

朝起きてみたこの光景がなんだか清々しく、取り急ぎ顔を洗いました(←雰囲気にのまれやすいヤツ)

食事処は夕食を頂いたところと同じ。個室になのです。

来る前は

大広間での食事だろうな

と思ってました。そして

今回は疫病の対策で個室にしてるんだな、
お宿も大変だな~

と思っていたのですがなんと

これが通常のセッティング

なのだそうだ。

隣の部屋の音がほとんど聞こえないなと思ったら部屋と部屋の間に食事処をクッションにしてあったのです。
そしてひざの痛い人のために椅子席になっている心遣い。
山の宿なのに不便をあまり感じないどころか、こんなところまで考えてくれることにおどろき。

渡合温泉のfacebookページで田んぼを手入れする投稿を見かけましたが、このお米も自分の田んぼで育ててるのかな?

朝食も丁寧な手作りの様子が伝わってきます

ほっこり朝食をいただきまったりしていると、帳場の方で

ざわざわした人の気配

なになに?

行ってみると、ご主人さんの手引きでお客さんたちが空気鉄砲で空き缶を狙ってました笑

ご主人の先代たちは猟師さんでもあったそうです。
ここではじめて空気銃を撃ってみた連れの野生が目覚めてしまった笑

チェックアウトの時間

名残惜しいレトロな空間

愛しい眺め

足腰に不安がある方はこういう階段を上り下りしなくて済む部屋もあるので宿へ相談してみるのもいいですね。

 

 

 

渡合温泉を知ったきっかけはshunさんがアップしてくださったこの宿泊レポでした。
「ランプの宿」といって思い浮かぶのは青森と宮城あたりなのだけど、岐阜にもあるとは不意をつかれた。

電気もない、電波もないときいていたが着いてみて分かったのは「とんでもない山奥」ということではないこと。そして秘境の宿と聞いて勝手に想像する「偏屈なじいさんが独自なルールで営む宿」(←妄想が酷い)ということではなく、おしゃべり好きなご主人さん、女将さんそして息子さんが迎えてくれて大いに安心した。

いまぼくらの日常って「何でも有る」が当たり前なので逆に「無い」というのがどなんなのか、ワクワク。

 

手つかずの自然を食す

冷蔵庫がない。
食材は保存できない。
つまりその日の食卓に並ぶものは山へ分け入って摘んできたものだったり、さっきまで宿の池で泳いでいたもの。食材が抜群に新鮮なのです。周囲の自然はなんとバラエティーに富んだ食材の宝庫なのだろう。この山が特別なのか?それとも知らないだけで日本の山は同様なのか?
山盛りの山菜の天ぷらをいただきながらご主人さんがスクーターで山菜を摘みに出かけるシーンが目に浮かびます。
ちょっぴり自給自足を体験してる気分。ま、客はなんの苦労をするわけではないが。

ランプの明かりは心にやさしい

帳場からランプ持ってほの暗い廊下を部屋まで戻るのはちょっと探検気分。ワクワクします。
時間を持て余すのかなと思っていたが、帳場での遊び時間もありあっという間に消灯の22時になっていた。持って行った本もほとんど読んでいない。
ランプのおだやかな灯りは部屋全体を明るくすることはなく、それがこれといって不便なわけではありません。どちらかというと視界が騒がしくなくて心地いい。自然のサイクルに従えば何もすることもなく、ランプの明かりの催眠術で眠りました。

 

電気で快適さを無理やり作り出すのではなく、自然の中から生活に使えそうなものをみつける。
そんな世界にいると、なんだか気分が生き生きしてきます。
家に帰ってからも
「また射撃したいわ~」
「渓流釣りてみたいわ~」
とつぶやく連れ。
内なる野生が目覚めたか?

ランプの宿は12月から3月まで冬眠に入ります。
フキノトウが顔を出す頃またでかけよう、
今度は春の山菜、渓流釣り、星空を楽しみに。

 

 

 

 

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One Comment

  1. タビエル

    秘境の宿ってどんな様子を想像しますか?
    建物がボロボロだったり、畳が擦り切れてたり、かび臭かったり、トイレへ行くのが冒険に近かいとか・・・。意外といっては失礼だけど渡合温泉においてはそういうことが全くなく、清掃で快適だな~と感じることが多かったです。
    またトイレですが、とくに女性の方は水洗じゃないと聞くと心が折れそうになるのはないでしょうか。臭いが、、、とか、、、時間差で距離感を感じ取れるサウンドとか。この宿に関してはそこはほとんど心配しなくて良いですよ。トイレはお部屋にはないものの驚くほど清潔で、便座も見た目は水洗のような洋式スタイルです。ウォッシュレットが付いていたかは忘れましたが。そのへんの情報をお持ちの方はコメント欄にお願いします。

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