船山温泉 宿泊レポ (1/3)

やってまいりました、8年ぶりの船山温泉。
田ん圃を右に左に眺めながら、何も無さそうな山のほうへ向かうと現れる。変わりないな~。

 

背後に山を背負った、山間の一軒宿。
山の水の潤いにつつまれる22時間の始まり。

 

池と周囲の自然を眺めるロビーには地元の作家さんの陶磁器が展示されているようです。

 

そしてこの超ゆったりのソファーも健在。

 

お部屋はすべて2階
プライベート重視志向でスタッフによるお部屋への案内はありません。

 

畳敷きの廊下は素足で歩く。
スリッパを履かないことがこんなにも開放された気分にさせるとは。

 

今回宿泊したのは「和風ベッドルーム」というタイプ。
4タイプある部屋の一番上のグレードです。

10畳にベッドがセッティングされているので広さは感じないが、チェックインからすぐにゴロンとなれるのでこの部屋を選んだ。
ちなみに船山温泉の場合はお布団の部屋を選んでもチェックインのときから布団は敷いといてくれているはず。

 

同じ部屋ですが違う方向から。
テレビはこの棚に収納されている。テレビの存在感の無い部屋というのはとても気分がいい。
ちなみにこの部屋について言えばテレビを見るのにしっくりする位置がないので、
がっつり観たい人は以前泊まった「和室タイプB」のほうがよさそうだ。
(まぁそこで部屋を選ぶ人も少ないだろうが)

 

この部屋は眺め良いです。

 

ホテルでもないのに13:00からチェックインできるなんていのは驚異的だ。
僕の知っているところでは野沢温泉 住吉屋の12:00チェックインに次ぐ。

船山温泉に来るときは13:00ちょうどに宿にチェックインするのが僕らの習わしだけど、今回は時間を読み違えて14:00近くのチェックインになってしまった。

 

 

 

 

 

そんなわけで

「遅れをとった」

といった気分で貸切の露天風呂へ。
しかし他のお客さんはまだチェックインしていない様子。
貧乏根性まるだしなのは僕らくらいなのかもしれない。

 

以前は木の風呂だった貸切の「二人静」は石粒を敷いた風呂になっていた。
川に面した半露天風呂。解き放たれた気分が心地いい。

 

フェイスタオル、バスタオルは部屋から持ってくる必要はなくすべてのお風呂にこのように用意されている。
このフェイスタオルとても肌心地がいい。

 

風呂上りちょっと散歩に出た。

 

宿の裏手から駐車場のほうにかけて山からの水が流れている。
そこにはメダカが泳ぎ、クレソンが育つちょっとしたビオトープ状態だ。
船山温泉の公式サイトには蛍のことが載っていたが、季節にはこの辺に現れるのかな?

 

廊下にはワインが冷えている。有料で自己申告制だったかな?(忘れた)
ふだんの日常ではできないことを存分に楽しませてくれるのが船山温泉なのだ。
ちなみにコーヒー類はフリードリンク。

僕は相変わらずの下戸なので連れに飲んでみたら?と訊くと
「我慢する。夕食の時の生ビールを最高のコンディションで飲みたいから。」と。

貪欲による禁欲ってことか。

 

続いて大浴場。

 

大浴場の露天風呂

 

2階廊下にはいろんなお茶のティーパック

 

風呂も入り散歩もしたが、時間はたっぷりある。
フロントの前でDVDを貸してくれるので、ちょうど見逃していた『ボヘミアンラプソディー』を観ながら料理の時を待つ。

やばい。泣きそう。

 

 

 

 

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